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試作品の評価と改良

さて、依頼していた試作品(サンプル)が、化粧品OEM製造メーカーから届きました。

※試作品が届くまでの期間
平均して多くの化粧品OEM製造メーカーの場合、試作品の製造を依頼してからおおよそ2週間以内には試作品第一弾が届くようです。この段階で皆さんは、以下の点を押さえておいてください。

届いた試作品を評価する

こんなことは言うまでもありませんが、何のための試作品か、ということです。前ページまでの段階で、化粧品OEM製造メーカーに対して、皆さんが作りたい、販売したい化粧品のイメージは伝えているはずです。その化粧品をイメージどおりにしていくために試作品を依頼し、皆さん自身が実際に使ってみて評価するわけです。届いた試作品を、皆さん自身が使用するのはもちろんのこと、なるべく多くのスタッフや知人に使用してもらい、意見・感想を聞いてみましょう。その際に、使用感すなわち使い心地について、また、使用してしばらく経ってからの反応などについて、アンケート形式で感想をまとめておくと、よりイメージしている化粧品への改良点が明確になってくるでしょう。

第一弾試作品の評価を一通り終えたら、その後は得られた改良点を化粧品OEM製造メーカーさんへ伝え、さらに試作品を製造してもらい、また評価する、という流れを何度か繰り返して、イメージどおりの化粧品に近づけていきます。

なお、複数の化粧品OEM製造メーカーさんへ試作品を依頼している場合は、この段階でそれぞれの会社さんが作ってくれた試作品を比較し、優劣をつけていきます。すなわち、最終的に製造を委託するOEM製造会社さんを決定するために絞り込んでいくのです。

このように、試作品の評価・改良は、皆さんにとって大変重要な作業になります。まさに化粧品OEM製造メーカーさんとの共同開発です。最終的に納得できる化粧品を作り、販売できるかは、この段階にかかっていると言っても過言ではありません。

最後に、「試作品の評価と改良」の段階で注意しておくべきポイントを以下に挙げておきますので、参考にしてください。

注意しておくポイント
全成分表示が出ないこともある

化粧品OEM製造メーカーから試作品が届くと、その中身が気になりますよね?「この試作品にはどんな成分が入っているのだろう?」と。もちろん、気になるのは当然ですから、試作品を作ってくれた化粧品OEM製造メーカーさんに、全成分表示を出してもらうようにお願いしても構いません。ただし、お願いしても全成分表示を出してもらえない場合があります。これは化粧品OEM製造メーカーさんによって異なりますが、化粧品OEM製造メーカーさんの本音を代弁すると、“この段階で全成分表示は出したくない”はずです。

というのも、化粧品OEM製造メーカーさんの立場としては、化粧品の中身、処方に関する情報は明かせないのです。化粧品は処方(≒レシピ)が“命”です。各OEM製造メーカーさんも、いかに良い製品・化粧品を作れるかを、技術的に競い合っています。まさに職人芸なのです。まだ契約も交わしておらず、正式な発注をもらえるとも限らない段階で、企業秘密とも言える化粧品の中身、処方については、詳しく教えられないというのが本音です。

ですから、たとえ全成分表示を出してもらえなくても、その化粧品OEM製造メーカーさんに落ち度はありませんし、そのことでサービスの良し悪しを判断する必要はないのです。
どうしても全成分表示を、試作品と一緒に送って欲しい場合は、あらかじめ前ページまでの「相談」の段階で、出してもらえるのかどうかを確認しておくべきでしょう。

改良点は書面で出す

試作品の評価と改良を繰り返して、皆さんのイメージどおりの化粧品に近づけていくわけですが、評価して改良点を化粧品OEM製造メーカーさんに伝える場合、口頭ではなく、改良を依頼する都度、書面で改良内容を伝えるべきです。おそらく皆さんも想像できるかと思いますが、口頭では使用感など感覚的で微妙なニュアンスは伝わりにくいためです。

さらに何よりも、いくつか改良点を伝える場合など、後々、言った、言わないにならないようにするためです。「商品試作依頼書」や「商品開発依頼書」をその都度作成し、改良点をまとめて化粧品OEM製造メーカーさんに提出してやりとりしましょう。

以上で、「試作品の評価と改良」での解説は終了です。

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