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    天真堂、OEM事業のさらなる成長めざす

    天真堂はこのほど、従来から大事にしてきたビジョン(目指す姿)とコアバリュー(価値観)に加え、「“こころ動く”生き方をつくる」をミッションとし、その実現に向けて社員一人ひとりが日常から迷わずに考え・行動する基準として、「天真堂スピリッツ(社内考動基準)」を制定した。2023年1月に取締役社長に就任した酒井裕一郎氏に話を伺った。

    さらなる成長・発展へミッションを制定


    取締役社長 酒井 裕一郎 氏

     ――ミッション制定の狙いをお聞かせください。

     酒井 昨夏にコーポレート部門の執行役員として天真堂へ携わる以前は、医療機関の経営やM&A、ヘルスケア領域全般の投資業務に従事していた。

     これまでの人生でOEM事業を中心に仕事をした経験がなく、新参者である私はまず全社員との面談を行い、そうした中で辿り着いたのが、OEMビジネスは拠り所が感じにくい仕事であるということだった。

     当社はこれまで、企業としてのありたい姿として、「アジアをつなぐ美と健康のマーケティングカンパニー」というビジョンはあったが、自分たちが社会で求められていることや、社会に対して果たしていくべきことが何かを定義されておらず、良い人材は揃っているものの、彼らが何を拠り所にすべきであるかが課題となっていた。

     そこで今回、ミッションと天真堂スピリッツを制定し、我々社員は勿論、クライアントが想定よりも良いモノができたと心躍り、そしてそれを使用する最終消費者の心の琴線にも触れるようなモノづくりこそが、我々の仕事で最も大事な概念であり、存在意義であるということを定義し直した。

     

     ――今期はどのような取り組みに注力しますか。

     酒井 クライアントにとって最も良いサービスとは、思っていた以上の製品を、想定よりも早く提供することに尽きる。この実現に向けて、OEMの仕事を1つひとつ細分化し、業務オペレーションを全て改善していく。

     OEM事業の拡大には、自社ブランドで培った販売経験を踏まえ、クライアントの販売を支援していくことが不可欠であり、今年はプロテインを軸に自社ブランドの販促を強化していきたい。

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