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    モスセルテック№1~「細胞核の健康」に着目した初のコケ由来化粧品原料~

    モスセルテック№1は、地球上で最初に生育した植物とされるコケを応用した初の化粧品原料で、特殊なバイオテクノロジー技術を利用してPhyscomitrella patens(ヒメツリガネゴケ)を再現性かつ持続可能な方法で培養したもので、エイジングケアと保湿の優れたエビデンスと特殊な培養技術が高く評価され、in-cosmetics Global 2018にてInnovation AwardのActive部門で金賞、BSB Innovation Award 2018のActive原料部門においても金賞を受賞した。

    優れたエビデンスと培養技術が評価され、数々の金賞を受賞


        図1 培養の様子

     化粧品原料商社として1975年に創業し、化粧品OEMや容器製造なども手がけるホシケミカルズでは、エイジングケア・保湿原料のカテゴリーにおいて、細胞核の健康に着目した「MossCellTec(モスセルテック)№1」(製造元=スイス・ミベールグループバイオケミストリー社/国内代理店=エイチ・ホルスタイン社)の提案に注力している。
     
     モスセルテック№1は、地球上で最初に生育した植物とされるコケを応用した初の化粧品原料で、特殊なバイオテクノロジー技術を利用してPhyscomitrella patens(ヒメツリガネゴケ)を再現性かつ持続可能な方法で培養(図1)したもので、エイジングケアと保湿の優れたエビデンスと特殊な培養技術が高く評価され、in-cosmetics Global 2018にてInnovation AwardのActive部門で金賞、BSB Innovation Award 2018のActive原料部門においても金賞を受賞した。

     コケは、水分バランスを保つアクアポリンとデハイドリンのほか、スタキオースなどの水結合代謝物や不凍タンパクなどの特性を有しており、高温多湿や寒冷乾燥といった環境変化に適応し、有史以前から現代まで生育している。

     こうした極限環境に対して強力な抵抗力を持つコケを、水や土壌の浪費が不要な画期的な方法で培養して製造されたモスセルテック№1は、in vitroで細胞核の輸送に関与する遺伝子の発現を向上させ、in vivoで高温多湿や寒冷乾燥といった環境変化に対する肌の適応力を向上させることがそれぞれ確認されている。
     
     細胞核は本来、DNAを保管する役割があることが知られているが、近年、細胞核が老化にも関与していることが明らかとなっている。毎秒あたり膨大な数のmRNAとタンパク質が核内外へ輸送されている核膜孔複合体は、老化とともにこの輸送能力が衰えていってしまうという(図2)。
     
             
     
                     図2 細胞核の輸送能比較 
     
      細胞核で特に老化と関連の強いタンパクはRanBP17、LAP2、Lamin Aとされ、RanBP17はタンパクの核内への取り込みを担っており、老化や脳障害に関連するとされている。LAP2も核膜内側に存在し、核の構造を保つために必要なタンパクとされ、老化肌では減少することが確認されており、Lamin Aも核膜内側のタンパク質で老化マーカーとして知られるようになっている。


             
                   図3 細胞中の核内外への分子輸送を改善 
      
     in vitroでは、大人の被験者(女性、55歳)から採取した正常ヒト表皮ケラチノサイトに、モスセルテック№1無添加・同0.33%添加・同1%添加を比較した。その結果、モスセルテック№.1が細胞核の輸送に関与する3つの遺伝子(RanBP17・LAP2・Lamin A)全ての発現を濃度依存的に向上させることが確認された(図3)。これにより、モスセルテック№1は核膜孔複合体を回復させ、老化した細胞中の核内外への分子輸送を改善することが示唆される。
     
     in vivoでは、モスセルテック№1を2%配合したクリームと無添加のプラセボを1日2回、前腕の内側に塗布して28日間使用して比較した。その結果、モスセルテック№1配合クリームでは、プラセボと比較してTEWL(経表皮水分蒸散量)が約8%減少し、シワの深さが15%減少した。
     
     
             
                   図4 肌トーンの均質性が向上 
     
     また、モスセルテック№1を2%配合したクリームを14日間、1日のうち2~5時間を屋外で過ごした23名(女性、39~53歳、平均45.4歳)の顔半分に1日2回塗布し、残りの半分はプラセボを塗布した。その結果、モスセルテック№1配合クリームでは、プラセボと比較して肌水分が6%以上向上し、被験者の100%でポジティブな効果が得られた。さらに、TEWLが8%以上改善し、被験者の91%でポジティブな効果が得られたほか、肌トーンの均質性が向上し、毛穴が目立たなくなった(図4)。これらのデータから、モスセルテック№1が細胞核の輸送に関する遺伝子発現を向上することによって肌の抵抗力を高め、ストレスフルな環境下でも肌の順応性を改善することが示唆される。
     
     「用途はスキンケア全般で、クリームやローションへの配合を推奨している。OEM事業も展開している当社では今後、サステイナブルでエビデンスのあるスキンケア製品を求めるクライアント企業に向けて、モスセルテック№1を配合したアイテムを提案していきたい」(営業部第三チーム荷口直也氏)

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