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    たかがシャンプー、されどシャンプー『未知なる製品づくりを実現する企業理念~夢のあるモノは必ず作れる!』

    ヘアカラーなどの染毛剤や、パーマ剤、シャンプー、トリートメント等の頭髪用化粧品をメインに、化粧品・医薬部外品の受託製造を行っている近代化学株式会社の代表取締役社長 岡部達彦氏にお話を伺いました。
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    夢のある製品づくりを信条に、モノづくりを追求

    代表取締役社長 岡部 達彦氏

    —御社がOEM製造事業を行ううえで、最も重点を置いている部分をお聞かせ願えますか?

    当社は、ヘアケア関連の製品をメインとして一部スキンケア製品も含めて、化粧品・医薬部外品のOEM製造を行っております。ご質問いただいた内容に一言でお答えするならば「夢をもって製品づくりに取り組んでいきたい」ということです。 長年、化粧品業界でOEM製造を行っておりますが、「化粧品ができる範囲って所詮決まってるんでしょ?」とか「所詮シャンプーは…」などと思われている方もいらっしゃるんですよね。おそらく化粧品という製品に対して、可能性を見出せていない方がけっこういらっしゃるように思います。意外かも知れませんが私をはじめ当社では、今どきの、もっと新しくて、使い手がウキウキできるようなモノが絶対に作れるはずだという気持ちで、日々の仕事に取り組んでいるんです。確かにできないこともたくさんあります。でも、固定観念を脱ぎ捨てると、どんな製品だって、まだまだ可能性が考えられるものなんだって思うんですよ。

    例えば、以前「泡で洗うのではなく、泡の振動で洗うシャンプー」というコンセプトで全く新しいシャンプーを作りたいというお客様がいらっしゃいました。いわゆる界面活性剤が作り出す泡が汚れを包み込んで髪を洗うのではなく、泡の振動が髪を洗うというコンセプトで作ったのですが、使っているお客様からたくさんの賞賛の声を戴いております。この例のように「こんなのあったらいいな」という面白いコンセプトで商品開発もできるんですよ。今の時代を的確にとらえ、ターゲット層の皆さんの髪質や食生活、ファッションなど様々なトレンドに合った製品が無限に生み出せると思っております。「夢のあるモノは必ず作れる」という気持ちが、私の仕事の原動力でなんでしょうね。

     

    —未知のモノを積極的に作ろうという、岡部社長の理念は、例えば研究開発面にはどんなかたちで表れているのでしょうか?

    そうですね。研究スタッフの取り組みついてお話しすると、「こんなもの作れない?」という製品に対するお客様からのご要望に対して、可能な限り応えたいと、今までに経験したことのない未知のモノであっても、「できません」と突っぱねるのではなく、積極的に開発しようと心がけておりますね。 お客様から要望を受けて、はじめは、ちょっと難しいかな、無理かな、なんて思っていたモノでも意外とできてしまうものなんですよ。もちろん世の中に無いものを造り出すわけですから、すぐに結果が出ないこともあります。だけど、1年がかりであっても、2年がかりであっても、できてしまうことがありますから、「所詮は~」ってことはないですね。何事も決め付けず、あきらめずに研究スタッフも日々開発に励んでいます。

     

    —なるほど。お客様のご要望にお応えするために、未知なる製品づくりにも進んで取り組んでおられるのですね。では、お客様からの要望とは別に、研究スタッフの方が自分たちでテーマを持って開発されることもあるのですか?

    もちろんあります。おっしゃるように、お客様のご要望に応える過程での研究開発に加えて、研究スタッフ達が自ら研究テーマを設けて、それに沿った開発も常に行っています。社内では、営業スタッフでも、研究スタッフのみならず誰もが「もっとこんなものがあればいいのに」というアイデアを持ち寄って、研究スタッフを中心に開発・検証作業を行っています。

    研究スタッフを中心とし、社員全員が未知なる研究開発へ貢献

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    —いろんな従業員の方が、日常的に部署や業務内容の枠を越えて、常に新しくて良いものを作ることに情熱を傾けているのですね。研究開発業務において、たとえばどんな具合にやり取りがなされているのですか

    研究スタッフが行っている具体的な取り組みについてお話しますと、たとえばこの箱です。「興味の有る物使ってみようのコーナー」と名前が付いている箱で、この中に日頃研究スタッフが社内からのアイデアなどを基にして開発したサンプルを置いており、誰でも使うことができるようにしてあります。そして社員がよく通る場所にこの箱を置いておき、自由に使ってもらって、意見を取り入れようという試みです。営業スタッフも、総務のスタッフも、工場のパートさんもみんな自由に使っているみたいですよ。

     

    —これは面白い試みですね。研究以外の他のスタッフの方も、研究スタッフの方が日頃どんな開発業務を行っているのかがわかるのですね。

    そうですね。使ってみた人は、意見・感想を研究スタッフにフィードバックしなければいけないので、研究スタッフにとってはユーザーの生の声を直接聞ける貴重な機会になっていますし、営業で日々お客様と接している営業マンにとっても、使用感のアンケート結果を併せたプレゼンテーションができると好評です。開発者としてでなく消費者の目線で製品を見た意見はものすごく大事ですね。そして何より自分たちの開発成果を発表する場になっていますので、新たな開発業務へのモチベーションにもなっていますね。

     

    —なるほど。会議のような場所だけでなく、日常的に、自発的に皆さんによって、この箱を通じて意見の交換が行われているのですね。

    おっしゃるとおりですね。会議での意見交換はもちろん行っていますが、新しいものに挑戦したいという会社の風土があるから、日常の業務の合間にも自発的にこういった活動が行われているのかもしれません。

     

    —たとえばどんなサンプルを開発されているのか拝見できますか?

    どうぞ構いませんよ。たとえば、洗顔フォームだったり、UVカット効果のあるヘアジェル、ヘアコンディショナーや除毛剤まであったりと、ヘアケア用から基礎化粧品まで、あらゆる新しい開発サンプルを使ってみることができるように研究スタッフも工夫しています。 この⑩番の「シリコンを含まない、洗い流さないトリートメント」を使った社員から、「シリコンが入っていない割には髪がツヤツヤになったよ」とか、人によっては「こんなのトリートメントじゃない」なんて感想が研究スタッフに届いたりするんです。 こういった活動が、研究スタッフの技術・発想力の向上のみならず、営業スタッフにも役立っている面があります。営業スタッフも、日常的に研究スタッフが開発したサンプルを手にとっているので、お客様から急に「こんなものできない?」って尋ねられた際に、ここから持って行くこともよくありますよ。普段はお客様のご要望をもとに提案するのですが、漠然と製品アイデアを求められることも結構ありますからね。そんなときには大いに役立っています。

    時代とともに新しいモノを。それと同時に、普遍的で安心を与えられる品質を

    —営業スタッフの方の提案バリエーションの広がりにも活かされているのですね。大変面白くて、御社の組織としての風通しの良さが感じられる話が伺えて勉強になりました。 話は変わりますが、OEMの基本的なスタンスをお聞かせください。

    当社は、1回の受注ロットにして、1,000~3,000個ぐらいの仕事を多く引き受けております。業界でも小ロット製造に対応している部類だと思います。決して小ロット専門というわけでもなく、大量生産にも対応できる製造・生産設備も備えておりますので、幅広いロット域の受注に対応できるところも強みですね。また、当社はここ神奈川県の海老名市と、国外のスリランカにも工場がありますので、大きなロットを安価に供給するのであればスリランカの工場で製造したりもしてします。実際は受注案件ごとにコスト面や納期面も含めて柔軟に対応させていただいております。 研究開発面につきましては、お客様のオリジナルブランドを製造することが仕事ですから、個々のお客様の「思い」うぃ実現し、バリエーション豊富な提案ができるよう、これまでお話したような活動など、研究開発が行いやすい環境を整えております。

     

    —非常にわかりやすいご説明ありがとうございます。では、最後に今後のビジョンをお聞かせください。

    当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、どんなに時代が変わり、どんなに新しいモノを生み出していったとしても、変わらず安定した、安心できる製品を提供できる品質を求めていくことですね。 新しいモノを生み出すということは、今までの安定した品質を保つことが本当に難しくなるんです。どんなに良いモノを作っても、品質が変ってってしまってはどうにもなりません。お客様に安心して長く使ってもらえるように、高品質な製品づくりを製造業として最も尊い使命と捉えております。本当に当り前のことなんですが、そこに最も重心をおいております。「近代化学が作っているのなら安心だ」「あそこの製品は物がいい」と、言われる製品を作り続けてしていきたいですね。

     

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