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    化粧品の製品化を“コーディネート”する、ワンストップOEMサービス

    ローションやクリーム、ゲルなどスキンケア化粧品を中心に、シャンプー、トリートメントなどのヘアケア化粧品やトイレタリー用品のOEM製造を行っている株式会社シーエスラボの代表取締役社長 林雅俊氏にお話を伺いました。
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    顧客の要望に対して最適な提案を可能にする「社内専門家体制」

    代表取締役社長 林 雅俊氏

    —御社のOEMサービスの特徴としてはどんなところがあげられますか?

    まず、化粧品ビジネスをお考えのお客様からいただくご要望に、的確にお応えするための社内体制づくりがあげられます。お客様と向き合っていく上で、個々のスタッフを専門化し、効率的な分業体制を採っております。個々の専門スタッフが分業体制の下、連携することにより、お客様へより多くの情報をお届けし、最適な企画や製品を提案できる点が特徴だと思っております。

     

    —具体的にどんな体制なのですか?

    通常、OEM会社の場合、研究開発を行うスタッフすなわち技術者が、営業も自ら行うことが最も望ましいと考えられています。そこを当社では、あえて製品開発部として組織的に対応しております。技術者が営業を兼ねる“一人二役”ではなく、「営業」「研究開発」「素材管理」という3つの役割を、それぞれ専門のスタッフで分業しております。

     

    —製品開発部における3つの分業体制うち、素材管理グループの役割について詳しく教えていただけますか?

    一言で申し上げると、化粧品原料に関して専門に調査・情報管理を行うグループです。例えば、営業スタッフがお客様から「何かコンセプトに適した原料はありませんか」、また単純に「何か新しくて面白い原料はありませんか」というご要望を受けることがよくあります。そういったご要望に対して、営業スタッフに替って、お客様の目的や用途に合わせた原料情報と、その周辺情報を客観的にピックアップすることが主な役割になります。さらに、3つの専門化されたグループの分業体制が、どのように機能するのかについて踏み込んでお話しますと、素材管理グループが選定した原料を使った処方を、研究開発グループが設計し、営業グループがお客様へ、原料情報と製品を一つの企画として、ご提案するといった具合に連携しております。

     

    —なるほど。製品開発部という1つの部署でお客様と向き合い、分業化された3つの専門グループが、お客様へ効率良く情報を提供し、企画を提案するわけですね。では、分業体制が確立された製品開発部として、組織的にお客様と向き合う最も大きな利点はどのあたりでしょうか?

    3つのグループが専門の役割をこなして連携することによって、効率的に社内の情報を共有し、お客様へ最良な提案を行える点が最も大きな利点と言えます。技術者が“一人二役”で営業を兼ねることは、お客様からのご要望に対して、その場で提案できるので確かに効率的です。しかし、その提案や提供する情報は、その技術者の主観に頼っていると言えます。技術者個人の能力に頼ってしまっているのです。また別の観点から申し上げますと、一人の技術者や営業マンが、昨今の豊富な情報を全て網羅することはできませんし、一人の技術者が持っている情報やノウハウ、すなわち頭の中を全社的に共有することも不可能です。そのような体制では、必ずしもお客様にとって最良の提案が行えるとは思えません。だからこそ、組織的に分業体制を採ることにより情報やノウハウを全社で共有し、技術者の能力や主観に頼ることなく、会社として客観的にお客様へ最良な提案を行えるものと思っております。

     

    —よくわかりました。技術者個人の能力に頼るのではなく、異なる営業担当者が対応しても、会社として全てのお客様に対してベストな提案ができるような体制を作られているのですね。

    その通りです。今申し上げましたのは、原料の情報を提供するという、お取引の中での一面にすぎませんが、営業グループはその他にも化粧品を製品化するあらゆる必要な要素をコーディネートする役割を担っています。当社のお客様の業種は多岐に渡ります。当然、化粧品販売ビジネスへ新規参入される企業様もいらっしゃいます。営業グループは、お客様の状況に応じて、容器の選定から、パッケージのデザインをはじめ、中身の製造だけでなく、ありとあらゆる要素を準備させていただきます。全くの業界未経験の企業様であっても、全てお任せいただける体制を採っております。

     

    化粧品で“まちおこし”~地域活性化プロジェクトへの参加~

    —新規参入の事例として、どんな場合がありますか?

    最近お声がけいただく案件で多いのが、“地域おこし”の一環で化粧品を作りたいという話です。以前、群馬県にある草津温泉の源泉を配合した化粧品を、OEMで提供したことがありまして、そのことをきっかけに、お声がけいただくことが多くなりました。“ご当地コスメ”とでも言いましょうか、現在も群馬県で行っている地域活性化プロジェクトへ参加させていただいていて、化粧品の製品化にご協力させていただいている最中です。その地域の特産品を使った化粧品を製品化するのですが、ご依頼いただく団体様や企業様は、全くの業界未経験ですから、製品の中身だけでなくあらゆる部分で支援させていただいております。

     

    OEMの付加価値となる材料開発

    —地域活性化プロジェクトですか。そのようなプロジェクトの需要は今後も多くなってくると思います。営業グループと素材管理グループの役割は良くわかりました。では、研究開発グループの特徴をお聞かせいただけますか?

    研究開発グループの役割は主に2つあります。1つ目は処方設計・処方開発です。これについては先ほども申しましたように、お客様のご要望を、化粧品という製品として具現化する役割です。2つ目の役割として、当社の開発面での特徴にもなりますが、新規原料開発などの基礎的な研究を行っております。原料メーカーや油脂メーカー、大学などと共同で新規原料を開発した実績もあります。

     

    —ありがとうございます。大変興味深いお話をしていただきましてありがとうございました。それでは、最後に今後のビジョンをお聞かせください。

    今後のビジョンですか。やはり、本日お話した内容の延長、すなわち「今」の延長で、当社がどこまで到達できるかだと思います。開発面では、もっと多くの原料を開発できるように、日々前進していくだけです。また、お客様と向き合う当社の体制に目を向ければ、営業グループがもっと多くの企業と連携を強め、お客様のありとあらゆるご要望に対して、“コーディネーター”として様々な提案が行えるようにしていきたいですね。例えば「エコロジー」をテーマに、化粧品の中身から容器、パッケージに至るまで、全てをまとめた企画をプレゼンテーションできるようになると面白いと思います。やはり、中身を作ることだけにとどまらず、業界内外を問わずいろんな企業と連携することにより、より面白いモノが作れたり、より付加価値の高い提案ができると思っています。我々1社ができることって限られてますからね。

     

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