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    「製造会社」と「販売会社」の両方の経験からお客様をサポート

    スキンケア化粧品、ヘアケア化粧品、ボディケア化粧品を主に、ナチュラルな成分にこだわったOEMを展開している株式会社ナユタの代表取締役社長 山﨑尋士氏にお話を伺いました。
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    OEMとして「ゲル化粧品」を強みに

    代表取締役社長 山﨑 尋士氏

    —ナユタといえば「ゲル化粧品」というイメージが強いのですが、御社の化粧品OEM受託製造全般について特長をお聞かせ頂けますか?

    ナユタは今年で創業23年になりますが、その間、受託製造企業として「ゲル化粧品」を中心にフェイスケア、ボディケア、ヘアケアを主とした多くの化粧品を世に送り出してきました。埼玉県三郷市に、化粧品、医薬部外品の自社製造工場と研究所を持っており、化粧品の企画からデザイン、開発、製造までを一貫して行っております。 


    おっしゃるとおり、特に「ゲル化粧品」は、15年に渡る製造経験と、お客様からいただいた評価・実績もあり、弊社の最も得意とするOEM品目です。また、もうひとつの主力OEM品目として「透明石鹸」があります。手づくり、低刺激をコンセプトとし、原料仕込から3日間で製品化する技術があります。「ゲル化粧品」と「透明石鹸」、またその他の品目についても、処方としてはナチュラルな成分を主体として、高品質な製品を製造し、お客様に提供しています。

     

    —ゲル化粧品と透明石鹸という明確な得意分野をお持ちであるところに御社の強みを感じます。 では化粧品のOEM製造を受ける際に、ロットなど具体的なところを含めてナユタとして心がけている点などをお聞かせ頂けますか?

    ロットに関しては、個々のお客様のケースによりますので一概に言えないところがありますが、一般的な内容量の物でしたら、1,000個からお受けしております。昨今の化粧品市場の動向からもお解りかと思いますが、お客様は多品種小ロットでの製造を希望されますので、我々も受託製造会社として柔軟に対応することが使命だと思っております。ですから、ロットに関しては、個々のお客様と相談をして決めております。少々余談になってしまいますが、小ロットから販売を始められた発売元企業からの受注が、徐々に伸びていく過程にOEM製造会社としてのやりがいを感じますね。我々はOEM製造会社として、「良い製品」であることは当然ですが「良い商品」をお客様に提供することを心がけています。

     

    —ナユタにとっての「良い製品」と「良い商品」の違いはどんなところだとお考えですか?

    「良い製品=品質の良いモノ」で、「良い商品=売れるモノ」だと考えています。我々の同業他社も含め、作る製品の品質面では化粧品にそれほどの差はないと思っていますから、売れるか売れないかは化粧品の品質面における差よりも、マーケティングの差によると考えております。
    まず前提として、我々はOEM製造会社として品質の良いモノを提供する必要があります。つまり、「良い製品」を提供するのは当たり前なのです。ただし、それだけではOEM製造会社の役割として必ずしも十分ではないと思っています。我々はお客様に「良い商品=売れるモノ」を提供しなければならないと考えております。

     

    「良い商品=売れるモノ」にするための支援を

    —では、「良い商品=売れるモノ」を提供するために行っているサービスとしてはどんなことがありますか?

    冒頭でも言いましたが、ナユタはOEM製造会社として化粧品の企画からデザイン、開発、製造までを一貫して行っております。加えて、「良い製品=品質の良いモノ」を作って納品するだけでなく、お客様のご要望次第ではありますが、納品後のフォローとして販売促進に関する情報を提供することもサービスの一環として行っております。少し具体的に申しますと、効果実績に基づいた販促物の作り方、プロモーション方法から、細かいところだと電話応対マニュアルやコンビニ支払システムの導入方法まで、販売に関する様々なノウハウを、市場の動向や個々のお客様のケースに合わせてご提案させていただいております。

     

    —それは興味深いですね。そのノウハウはどのようにして蓄積されたのですか?

    弊社にはナユタとは別に、グループで自社ブランドの販売会社があります。そちらで実際に化粧品の販売を行ってきましたので、自らの販売経験から得られたデータやノウハウを持っております。インターネットや紙媒体での通信販売や、問屋経由での小売流通ルートなど様々な販路での販売を経験してきました。実際に経験しておられる販売会社はお分かりだと思いますが、化粧品を販売するということは本当に難しいことなのです。ですから、自社で販売まで行うというのは、弊社にとっても相当なリスクがあります。結果が出ないことや失敗もたくさん経験してきました。ただ、リスクもありますが、同時に経験・ノウハウも身に付くのです。だからこそ見たり聞いたりしたことではなく、自ら得たデータなど実際の経験を基にしたノウハウをお客様に提供できるのです。

     

    —リスクある販売を経験してまでサービスの充実を図ろうとする、ナユタの理念に興味をもちます。

    これは私の持論ですが、良い化粧品が「売れるモノ」のではなく、売れる化粧品が「良いモノ」だと考えています。いくら品質の良い化粧品を作っても、売れなければ、消費者の皆さんに使っていただかなければ、その良さは伝わりません。我々製造会社は、品質の良いモノを世の中に提供することで社会貢献していかなければなりません。品質の良いモノを、より多くの消費者に使っていただき、その良さを伝えていくことが社会に貢献することだと考えていますから、ナユタは自社の「製造会社」としての経験に加えて、「販売会社」として得た経験もOEM受託製造のサービスとしてフィードバックし、「良い製品=品質の良いモノ」を「良い商品=売れるモノ」にするためのお手伝いをすることで、お客様である販売会社と共に成長していきたいと考えています。

     

    今まで以上に研究開発に注力

    —では今後OEMを進めるにあたって、さらに力を入れていきたい部分があればぜひお聞かせください。

    今後はOEM製造会社として、今まで以上に研究開発へ力を入れていきたいと思っております。日々、お客様のご要望にお応えできるように試作品の改良など研究は重ねておりますが、それと同時に、今後は長いスパンでの研究テーマを設けて、研究成果を挙げていきたいと考えております。ナユタは今までも、そしてこれからもOEM受託の特長として「ゲル化粧品」に主眼を置いて事業を行ってまいります。それが弊社の製品開発における個性であると位置付けております。今以上に「ゲル化粧品」の処方バリエーションを増やすことで、より良い商品が作れるよう、また、様々なお客様からのご要望に応え続けていけるように研究開発に力を入れていきたいですね。


    「ゲルならナユタに頼めば間違いない」と言われるように、ナユタの「ゲル化粧品」に対する評価を確固たるものにしていきたいですね。

     

    —得意な分野を伸ばし、企業としての個性を強め差別化を図る訳ですね。
    では最後になりますが、ナユタのビジョンをお聞かせください。

    我々はOEM製造会社兼メーカーとして事業を行っていく上で、果たさなければならない使命があります。化粧品というのは、スキンケアを目的とした商材ですが、たくさんの人の手を介して製品化されます。容器会社やパッケージ会社、原料会社、それから中身を製造する弊社の従業員まで、例えば乳液ひとつにしても、あの小さな容器には乳液以外にもたくさん詰まっています。製品化に携わった人たちの夢や希望、愛情など様々な「想い」が詰まっていて、我々モノを作る企業にとって、そういった「想い」を一人でも多くのお客様に伝えていくことが使命だと思っております。また、伝えていく責任があるのです。今後もメーカーとしての責任を負いながら、日々お客様の期待に応え、期待以上の「良い製品」「良い商品」を提供し続けたいですね。


    また、もうひとつの使命として、環境に配慮した事業活動を行っていかなければならないとも考えております。考えてみると、化粧品というのは「消費文化」の象徴とも言えます。容器なども含めて基本的には使い捨てのモノです。我々に出来ることとして、どれだけ商品から出るゴミの量を減らせるか、あるいは、どれだけ工場から出るゴミの量を減らせるかが考えられます。具体的に弊社では、容器やパッケージを使わない詰め替え用の化粧品を製品としてお客様に提案し、徐々にではありますが、受け入れて頂いております。容器やパッケージを再利用するというのではなく、化粧品という製品に付随して出るゴミの少量化に取り組んでおります。このような取り組みは今後も推進していきたいですね。

     

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