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    お客様に「高品質」「安全」をお届けする「5S」による徹底的な社内管理体制

    千葉県我孫子市で化粧品・医薬部外品の研究開発およびOEM受託製造を行っている株式会社サプリメントの代表取締役社長 木村修氏にお話を伺いました。
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    化粧品業界ではニッチなパウチ充填を強みに


     

    —早速ですがサプリメントの特長としてはどのような点があげられますか?

    弊社は化粧品・医薬部外品の研究開発および一貫製造、部分製造(充填)を行っている製造会社で、受託可能な品目を申しますと、基礎化粧品全般、メークアップ化粧品、ボディケア化粧品など、化粧品の品目は大部分をカバーしています。一部の製品ではバルク製造からの一貫製造をしておりますが、弊社は充填会社から始まったという事もあり、充填のみと言った部分製造の多い事が弊社の特徴です。 技術的な特長としましては、多種多様な形状・内容量の容器や包装形態に対応できる充填技術が挙げられます。特に、液体・粉体・顆粒の内容物をパウチ充填できる技術力が特長ですね。業界でもパウチへの充填が可能な製造会社は決して多くはありませんし、弊社はバリエーションに富んだ充填設備を備えており、最小ロットも業界としては比較的小さい10,000個からお受けしておりますので、この部分は弊社のお客様のみならず、同業他社さんからの充填依頼も多く受けております。

     

    —具体的にはどの様な形状のパウチに対応しておられるのですか?

    弊社の工場設備の話と交えて説明しますと、パウチ充填機の種類として、まずは三包シール型充填機と四包シール型充填機の用意があります。つまり、三包パウチと四包パウチの両方に対応している訳ですが、これは充填する内容物の液性などに応じて使い分けています。 また、スティック型パウチへの充填にも対応しております。健康食品の包装形態としては一般的なパウチなのですが、弊社のスティック充填機は化粧品充填用として液体・粘体物の充填が可能になるよう、機械的加工が施されています。 ちょっとだけアピールさせてもらいますと、このスティック充填機を導入しているのは、化粧品業界では弊社だけなのですよ(笑)。

     

    —まさにオンリーワンの技術ですね。スティック型パウチは、他のパウチと比べてどの様な特長がありますか?

    一番の違いは見た目、つまり外観形状になります。スティック型パウチは無料配布のサンプルとしてだけではなく、製品としても利用しやすい形状の包装形態と言えます。 化粧品というのは、容器やパッケージで製品価値の左右が生じ易い性質があり、各メーカーも容器の開発やデザインにはとても力を入れています。例えば、商品から感じる高級感は、内容物よりもまず容器からイメージされる事って多いですよね。それと同じ感覚だと思うのですが、一般の三包や四包のパウチは、無料サンプルとして配布する際に利用されることが多い包装形態ですので、パウチ包装したものを製品として販売しようとしても、消費者の目にはそれが試供品にしか写らず、価値を認めて頂けないケースが多くあります。 その点スティック型パウチは、化粧品として利用された前例がありませんから、言い換えれば価値の情報を消費者がお持ちでないという事になるのです。もちろん健康食品においては一般的な商品形態で、この形状をもって「無料」「サンプル」「試供品」と認識され難い特徴があります。 また、形状的な面からも、製品として応用できる幅の広いパウチだと思いますね。例えば、トラベルキットや、一回分ずつを小分けにしてセット販売したりする際にも、普通の四包パウチよりパッケージデザインなどにおいて創意工夫を施し易いと感じています。

     

    全社的に「5S活動」を実施

    —確かに四包よりスタイルが良いですね。話は変わりますが、会社として日頃から心がけていることなどがありますか?

    どの企業でも行っていることだと思いますが、弊社は製造会社として、工場を中心とした社内のあらゆる面で「管理」に重点を置いて業務を行っております。社内に「5S委員会」を設置して、全社的に「5S活動」を実施しております。ちなみにご存知かと思いますが、「5S」とは職場環境の維持・改善で用いられるスローガンですが、整理・整頓・清掃・清潔・しつけ(習慣化)の5項目です。その「5S」に基づいた業務管理の徹底を心がけております。

     

    —もしよろしければ、「5S活動」として行っていることから一例をお聞かせいただけますか?

    「5S活動」で中心的なものとして「提案書制度」があります。この活動は、会社という組織を良くしようという前提の下に、業務上か否かを問わず従業員全員から会社の問題点とそれに対する解決策を提案書として提出してもらうというものです。特に提出期限はなく、誰かが気づいたらその都度提出できるようになっています。日々提出される提案書の内容を、3ヶ月に一度まとめて「5S委員会」で改善策を実施するかどうかの検討を行い、期限を定めて改善しております。 また、工場設備の使い方から作業手順や清掃手順などの細かい部分まで定めた「5Sマニュアル」と、従業員の行動規範を定めた「マナー集」を作成して、全従業員に「5S活動」が浸透するよう努めております。 「5S委員会」が率先して、定期的に社内を巡回し、整理整頓が出来ていない場所があれば指摘した上で、期限を定めて改善していく活動も行っています。私のデスクも整理するよう指摘を受けています(笑)。

     

    —なるほど。5Sのスローガンや整理整頓しなければいけないことはわかっていて、口で言うことは簡単だと思いますが、社内で体制化されており、実際にアクションを起こされているところがすばらしいと思います。「5S活動」を実施されてきた中で、御社としてどんなところに変化を感じますか?

    例えば、「提案書制度」を始めたばかりの頃は、従業員から意見が提出されるのか不安な面もありましたが、活動を続ける中で、私が思っていたよりも多くの意見が寄せられるようになり、従業員の「みんなで会社を良くしていこう!」という自発性の表れを感じていますね。元々「5S活動」を始めるにあたっては、職場環境の美化、職場の安全性向上などを目的として、それに伴う業務の効率化などを効果として期待しておりました。「5S活動」によって職場をよく見るようになり、問題点の顕在化と改善を繰り返すことで、期待していた業務の効率化という効果も表れてきてはいますが、何よりも、従業員が自発的に問題点を改善したり、社内のルール化を進めていることが効果として大きいですね。会社は従業員が働く環境ですから、従業員みんなの力で環境を良くしていくことが最も望ましいですし、実際にできるということを実感しました。

     

    日常業務のあらゆる面で管理を徹底

    —社内にそのような体制があることがすばらしいと思います。では最後になりますが、今後の方向性をお聞かせください。

    まずは引き続き「5S活動」を推進し、今以上に進化させていきたいですね。今年で3年目になる新工場につきましても、現在はクリーン度にしてクラス25,000レベルを保っておりますが、「5S活動」を進めていくことによって、今後はGMP基準で最高のレベルを保つことを目標にしております。製造業としてよりクリーンな衛生環境で、お客様へ高品質な製品を提供していくことを第一に考えております。我々はそのために、日常業務のあらゆる面で「管理」することを主軸において会社を動かしてまいります。それは従業員を含めあらゆることを「縛り付ける」という意味ではなく、「品質管理」や「生産管理」、「在庫管理」から「出荷管理」などを徹底して行っていくということです。この基本方針を実行するための体制として、弊社では「5S活動」を行っているのです。

     

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