資生堂は、国立大学法人東京農工大学 大学院工学研究院 応用化学部門 稲澤晋教授との共同研究により、世界で初めてミネラルサンスクリーン(ノンケミカルサンスクリーン)処方にて、紫外線散乱剤が肌の上で最適な分散状態に変化する技術を開発した。この技術により、高い紫外線防御力を発揮しながら、透明で均一な防御膜を形成する新しい日やけ止め製剤を提供することが可能になった。これまでミネラルサンスクリーン処方の課題だった塗布後の白浮きを軽減させ、紫外線散乱剤が肌のキメまでムラなくフィットするため、紫外線防御力は最大2.2倍(新技術未搭載の場合との比較)を実現した。