敏感肌コスメに関する意識・使用実態について調査結果を発表

この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、敏感肌コスメに関する意識・使用実態について調査を実施、その結果を発表した。

【調査結果】
◆今回、敏感肌女性の敏感肌に対する意識・美容行動の実態を探るべく、『現在敏感肌の自覚があり、敏感肌用の化粧品(スキンケア)を使用している20~60代の女性1,240人』を対象にアンケート調査を実施した。なお、今回は2021年実施の前回版から2回目の調査となる。

◆その結果、調査対象者である『敏感肌用スキンケアを使用している敏感肌女性』の人口ボリュームは2021年からわずかに増加した。さらに、年代別の構成比をみると、40~50代が増えた一方で20代のボリュームが大きく減少するなど、中身に変化がみられた。また、敏感肌による悩み度合いの変化をコロナ前後でみると、コロナ流行をきっかけに高まった敏感肌の悩み度合いは現在も大きく減少しておらず、敏感肌意識が定着していることがうかがえる。

◆敏感肌女性が化粧品を選ぶ際の情報源としては、「アットコスメなどの口コミサイト」「SNS」「Youtube」などが上位にあがった。その中でも特に「Youtube」を参考にする人の割合はこの2年間で6.5ポイント増加している。

◆敏感肌女性はスキンケアを選ぶ際、「自分の肌に合っていること」を最も重視している。また、「自分の肌に合う」スキンケアの判断基準として、”肌につけて刺激や負担を特に感じなければ肌に合っている”と認識する人が多い傾向にあった。

◆敏感肌女性が思う「肌にやさしい化粧品」の基準としては、「アルコールフリーであること」が最も多かった。また年代別に特徴をみると、年代が上がるほどアルコールや防腐剤、界面活性剤などの有無を気にしており、「〇〇フリー」という処方を「肌にやさしい」と捉える人が多くなっている。

◆敏感肌用スキンケアの使用アイテムでは化粧水の使用率が最も高く、次いで乳液、クリーム、洗顔料などと続く。また、スキンケアのアイテムを選ぶ際は、どのアイテムにおいても「肌に刺激がないこと」「肌にやさしいこと」「保湿力の高さ」のいずれかを1番に重視している。

◆敏感肌用スキンケアブランドの使用実態をみると、現在使用しているブランドでは「キュレル(花王)」が25.5%で最も多く、次いで「無印良品 敏感肌用シリーズ(良品計画)」が25.2%、「イハダ(資生堂)」が7.9%となった。前回調査と比べると、「イハダ」の現在使用率が増加した。また、ブランド認知度では、前回調査時より「カルテHD(コーセーマルホファーマ)」の数値が24.5ポイント増と大幅に増加した。

◆当調査では敏感肌女性の敏感肌に対する意識、コロナ前後での変化、スキンケア・メイクの取り組み、主要な敏感肌スキンケアブランドの特徴、今後のケア意向などを調査。さらに、年代別に加えて「積極派」「流行派」「保守派」「不安派」「追従派」「倹約派」「消極派」の7つのクラスターでも分析している。

【調査要覧】
<調査方法>WEBによるアンケート調査
<調査対象者>現在、敏感肌の自覚があり、敏感肌用の化粧品(スキンケア)を使用している
20~60代の女性1,240人

【調査実査日】
2023年10月27日

<資料名>
2023年 敏感肌コスメの使用実態と今後の商品ニーズ(第2弾)
―コロナが明けても衰えぬ敏感肌意識、その実態はどう変わったのか?―
URL: https://www.tpc-osaka.com/c/beauty/cr210230486
発刊日:2023年12月22日   頒価:462,000円(税込)

【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com

TPCマーケティングリサーチ株式会社

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