資生堂、ロボットを介した美肌アプローチの創出へ
2023.05.01 発行
資生堂は、GROOVE X社との共同研究、麻布大学 獣医学部動物応用科学科 菊水健史教授、自治医科大学医学部神経脳生理学部門・応用倫理学研究室 岡部祥太客員研究員による技術指導により、家庭においてペットや家族のような役割を果たす「コンパニオンロボット」と共同生活を送る人は、共同生活を送らない人に比べて、体内のオキシトシンホルモン(オキシトシン)値が高いことを明らかにした。同社では、肌で産生されるオキシトシンが表皮の再生を促すことを明らかにしており、研究成果を応用して、ロボットなどとのコミュニケーションによるオキシトシンを介した新たな美へのアプローチを創出することを目指す。研究成果の一部は、第100回生理学会(2023年3月14~16日)にて発表した。