急速なグローバル化の進展により、日本でも英語に対する興味・関心や関わり方などに、様々な変化が見られる。
企業については、楽天の英語公用語化や、ソフトバンクの「TOEIC」を用いた報奨制度などをはじめ、多くの企業において様々な取り組みが行われている。
また、プリスクールや幼児のための英会話スクールなど、幼児の早期英語教育についても、多くのメディアで話題になっている。
そこで本調査では、英語に対する興味・関心の実態や、英語力アップのための行動や企業の取り組み、また子どもの英語教育に関する実態について明らかにする。
サマリー
・学生の70%が「英語は必要」と回答
・年代が上がるほど英語に対する関心は低下!?
英語力レベル、英語の必要性、英語に対する意欲、すべてにおいて、学生は全体平均を上回る。
しかしそれらは年代が上がるにつれて、徐々に低下。
企業についても、英語に関する取り組みを行っている企業は16%にとどまる。
1.英語に関する実態
英語力レベルについて
・全体でみると、72%の人が「単語を羅列させる程度」「英語は話せない」と回答
・学生に比べ、学生以外の人の英語に対する苦手意識は強い
・年代が上がるにつれ、英語に対する苦手意識も強くなっている
英語の必要性について
・全体でみると、52%の人が英語を「必要」と回答
・英語を「必要」と感じている割合は学生が最も高い
・年代が上がるにつれ、「必要」と感じている割合は低くなっている
英語に対する意欲について
・全体でみると、57%の人が「英語を学びたい」と回答
・年代が上がるにつれ、英語に対する意欲は低下している
英語を学ぶ目的について
・全体でみると、「グローバルにコミュニケーションをとりたいから」と答えた割合が最も高い
・一方で、女性の30~40歳代やパート・アルバイト、専業主婦層では、「趣味のひとつとして興味があったから」と答えた割合が最も高くなっている
英語の学び方について
・全体でみると、「洋画・洋楽・洋書」を活用している人の割合が最も高い
・「特に何も行っていない」と回答した人は、全体の64%
・英語レベル×意欲別にみると、上位層ほど「リスニング教材」「SNS」を活用している
調査概要
グローバル化と英語に関する実態調査
■調査方法 : インターネットリサーチ
■実施期間 : 2013年11月
■調査対象 : 男女/20~49歳
■調査地域 : 全国
■有効回収数 : 1,200サンプル
■設問数 : 属性設問10問 + 本調査16問
■実施期間 : 2013年11月26日(火)~2013年11月27日(水)
属性設問(性別、年齢、居住地、未既婚、子どもの有無、末子の属性、職業、業種、上場の有無、除外業種)
英語力レベル(SA)
留学経験の有無とその期間(月単位)(SA, 数値FA)
英語の必要性(SA)
英語を学ぶことに対する意欲(SA)
英語を学ぶ理由(MA)
英語の学び方(MA)
英語を学ばない理由(MA, SA)
英語力を身につけるためにしたい事(MA)
ビジネスにおける英語の使用頻度・場面(SA)
英語力丌足で困った経験の有無(SA)
英語力丌足で困った経験(FA)
英語に対する職場での取り組み(MA)
グローバルで働くことに対する意向(SA)
英語以外の言語で学んでいるもの(MA)
英語以外の言語を学ぶ理由(MA)
子どもの英語教育のためにしたい事(MA)
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