近年、政府主導でワーク・ライフ・バランスなどが推進されるなど、労働環境が以前より整えられ、「夫婦共働き」が増加傾向にあるといわれている。
労働環境が整備されたことにより、女性が稼ぎ、消費を行うことに対する社会的な関心は高い。
一方で、男性といえば家事、育児参加のみに社会的関心が集まり、男性が個人として「消費活動」を行うことに、これまで、あまり関心が払われてこなかった。
そこで、本調査では、妻と同居している男性の消費行動にスポットをあて、個人の消費行動の現状やパターンを国際比較も交え、明らかにする。
■調査方法:インターネットリサーチ
【国内調査】クロス・マーケティングアンケートモニター
【海外調査】リサーチ・ナウアンケートモニター
■調査対象:男性30歳~69歳
■調査地域:日本(東京近郊(1都3県))・中国(北京/上海/香港)・アメリカ(ニューヨーク)・イギリス(ロンドン)・イタリア(ローマ/ミラノ)
■有効回収数:2,058サンプル
1) ライフスタイル
東京近郊は「共働き」が3割程度と海外都市より低い
妻が「パート」や「専業主婦」の家庭は2世帯に1世帯
月のおこづかいが10万円以上の日本人は、4割が「共働き」
2)家計の実態
東京近郊の男性は、半数近くが妻に“お財布の紐”を握られているおこづかいは年収の1割未満と、他都市より懐が寂しい月額のおこづかい3万円未満の家庭は、1年前よりさらに緊縮
3)おこづかいの使いかた
東京近郊は、「外食費」「交際費」「書籍代」が中心
海外はファッションやコンサートなど多様に楽しんでおり、東京近郊の”おこづかい”に対する概念とは異なる
4)おこづかいが増えたら行いたいこと
各都市とも、配偶者や家族との「旅行」や「プレゼント代」が上位
東京近郊の男性は、自分のために使いたい意向が海外より高い
5)購入時のこだわりと利用の実態/主購入者
電化製品や家具は価格より品質重視の高級品を利用
デイリーユースの消耗品は価格重視の安価なものを利用
東京近郊は品質へのこだわり、高級品利用度が他都市より低い
おこづかいが多いほど、衣料や装飾品を自らが購入
【調査データの販売】
クロス・マーケティングの運営するデータ販売サイト「NS-Shop」にて、本調査のローデータやGT表、クロス集計などを販売しております。ご希望の方は下記URLで詳細をご確認のうえご購入ください。
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