資生堂は、皮膚内で生じる慢性炎症が老化を促進する「インフラマエイジング(Inflammaging=炎症老化)」の発生要因として、2種類のマクロファージ(M1/M2)のバランスの崩れが関与していることを世界で初めて確認した。さらに、皮膚の慢性炎症を終息させ、細胞の若返りを促進するための新たなアプローチとして、インフラマエイジングに着目した全く新しいエイジングケア提案の可能性を見出した。今後も研究を進め、インフラマエイジングが関わる様々な肌悩みに対するエイジングケアを生み出すことを目指す。なお、研究成果の一部は「日本研究皮膚科学会 第45回年次学術大会」にて発表している。