ビタミンC60バイオリサーチは、化粧品原料を始めとするライフサイエンス分野にフラーレンを応用化するため、三菱商事の子会社として2003年に創業した。1998年に親会社がフラーレンの物質特許を取得し、原料の実用化に向けVC60社で基礎データや安全性に関する研究を行い、2005年に商品化第一号原料となる水溶性フラーレン「ラジカルスポンジ(RS)」の発売に至った。 そして、それから10年が経過した今年、新たな商品が誕生し、先日開催された「CITE Japan 2015」で初披露された。フラーレン発売から今後の展望について林源太郎社長に話を伺った。