髪の毛がストレートになるトリートメントのOEM開発事例|近代化学株式会社
2015.04.01 発行
近代化学株式会社の「髪の毛がストレートになるトリートメントのOEM開発事例」についてご紹介いたします。
- トリートメントは使用方法で決まる
- トリートメントをつくる上で最も大切なことは「どういうシチュエーションで使うのか?」ということです。トリートメントには用途に応じて以下の様な様々なタイプが存在します。
(1)塗布した後にお湯などで洗い流すインバス・タイプ(浴室で使用するもの)
(2)ドライヤーやブラッシングの直前に髪にふりかける、または塗るアウトバス・タイプ
(3)髪を染めたりカールをつくることのできる特殊機能タイプ
製品の剤型は液状、クリーム状、ジェル状、ムース状等、それぞれ目的と用途に合わせて選びます。
- トリートメントの機能性成分を選ぶ
トリートメントには、ツヤ出し効果や指どおりの効果の高いシリコーン油等の表面を修復する成分が配合されています。さらに、毛髪内部の損傷を修復する機能性成分をどれだけ配合するかはトリートメントづくりの楽しみのひとつでもあります。機能性成分にはCMC類似成分、セラミド、PPTなどがあります。
※CMCとは毛髪内部に存在する脂質、細胞膜複合体の総称で、以下の作用があります。
(1)水分や油分の浸透調節
(2)細胞間のクッションとなり柔軟性を与える。
(3)適正な水分量を保ち、毛髪内部から潤いを与える。
CMCの流出により、髪の乾燥化、バサツキ感、ダメージ毛への移行など、毛髪に悪影響を与えます。毛髪保護作用のあるCMC類似成分が髪の内部に浸透し、毛髪を正常な状態に保ちます。