富士経済の国内市場調査によると、2025年の機能性化粧品市場は2023年比7.4%増の2兆6230億円に達すると予測されている。機能性を重視する消費者の商品選択が進むとともに、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う外出機会の増加の影響もあり、顔だけでなく体や髪など全身の美容を意識する層が拡大している。また、使用するアイテム数の増加に加え、物価高の中でも効果を重視し、投資を惜しまない消費者が増えていることから、市場はさらなる成長が見込まれている。本特集では、関連企業8社(岩瀬コスファ、日光ケミカルズ、一丸ファルコス、味の素、木村産業、池田物産、サティス製薬、山川貿易)に話を伺った。