「エイジングケア&保湿」をテーマにした際、日本の全女性人口に占める「50歳以上女性」の構成比が数年後には過半数を超えるという見通しを無視することはできない。 化粧品市場もまた2013年の段階で、50歳以上の金額構成比が約47%だったと報告した企業があるように、すでに市場の半分が50歳、60歳代の消費活動により形成されている。 さらに、いわゆる「団塊ジュニア世代」が40代半ばとなれば、化粧品メーカーの成長は、40代以上、さらに言えばシニア世代の女性をいかに獲得し、ロイヤルユーザー化できるかにかかってくる。シニア世代の女性に理解しやすい商品特徴・設計、宣伝広告とともに、使って実感できる確かな美容効果で鎬を削ることになる。